2009年9月 9日
バイアグラに絡む社会現象
なお日本国内の医療機関で処方されている剤形は、25 mg 錠または50 mg 錠(一錠に 25 mg ないしは 50 mg の有効成分が
含まれる)だが、ファイザーが米国等海外に於いて製造・発売している剤形には、100 mg 錠もある。しかしこの 100 mg
錠は日本国内での製造承認は出ておらず、医療機関では処方されていない。
日本で正規に入手するためには医師の処方箋が必要な上、健康保険の適用外で自由診療(保険外診療)のため、各医療機関
が価格を定めることができるが、1錠およそ1,500円程度となっている。
1999年の発売当初は問診と血圧測定などの生理的検査を行い、EDと確定されれば処方される仕組みであったが、2000年代以
降は一部の美容外科や心療内科(東京クリニックなど)を中心に、依頼すれば簡単な問診だけで処方する診療所も見受けら
ている。
一方、用途の関係から医療機関や薬局へ出向くのが恥ずかしいこともあり、依然として個人輸入代行業者による販売が行わ
れている。こうした業者の販売する薬物からは、偽物が発見される事もある。
スパム関連
勃起不全は男性にとって、アイデンティティへの脅威であると共に、専門医に対しても相談しにくい症状である。このため
インターネット上の通信販売等に於いては常に一定量の需要があり、それにたいする市場も存在する。その一方で、迷惑メ
ール等の宣伝行為を行う前出の個人輸入代行による業者も多く、これら業者の活動が一般のインターネット利用者からは問
題視される事態も発生している。
特に迷惑メールでは、無差別に送信される事もあり、また用途(性行為に関する不具合を改善する治療薬)に絡んで、本来
これらの情報に触れるべきではないと考えられている児童等に対しても同種の広告が届く事もあるため、現代におけるネッ
ト上の社会問題となっている。一方、同薬の効能が世間に広く知られるにつれ、ニセの薬品を高値で売りつける業者もある
とされ、こちらも問題となっている。
また日本国内では販売が認可されていない 100 mg 錠を扱う業者もあり、2003年10月6日には同錠を扱った仙台市の業者が
逮捕される事件も発生している。
コピー版バイアグラ
成分がバイアグラと同等とされる薬品も発売されている。インドのajanta社が製造しているカマグラ、RANBAXY社のカベル
タ、Zydus Alidac社のペネグラを始め、複数のものが発売されている。一般的に医薬品に関する特許には「成分特許」と「
製法特許」の2種類があるが、インドでは「製法特許」だけ認めているため、製法さえ異なれば成分が全く同じ物であって
も合法的に薬品を製造販売することが可能である。そのためインドではこれら多くのコピー薬品が作られ正規の薬品よりも
安価で販売されている。効果は殆どバイアグラと同じであるが、価格は概ね6分の1ほどである。これらもバイアグラ同様、
インターネットなどで個人代行輸入業者が取り扱っている。なお、バイアグラ自体の特許は依然有効であるので、これらは
いわゆるジェネリック医薬品ではない。個人的に使用する目的で輸入することは合法である。これらのコピー薬を業として
日本に輸入することは「特許発明の実施」とみなされ、特許法違反である。また、国内での転売は薬事法による取締りの対
象となる。
インド等で合法的に製造されている薬とは別に、ファイザー社のバイアグラに似せた偽造品(「Pfizer」「VGR 100」など
と書かれた青色の錠剤)も出回っている。シルデナフィル含有量や製造過程での衛生管理・品質管理に問題のあるものも多
い。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
先日も模造錠剤約4万錠輸入した業者が逮捕されたいようです。
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